高配当株投資ではドルコスト平均法を活用しよう

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高配当株投資ではドルコスト平均法を活用しよう

ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法は、一番有名な投資法です。
既にご存知の方も多いのではないでしょうか?株式投資だけでは無く、すべての金融商品で使うことができます。

簡単に言えば、購入したい株を一度に購入するのでは無く、複数回に分けて購入するという手法です。購入するタイミングは自由です。毎月1日に購入しても良し、今よりも株価が安くなれば購入しても良し、自分で決めたルールに従って購入していきます。購入のタイミングを複数回に分けることで、購入価格の平均化が期待できます。

例えば、A社の株を3回に分けて購入する場合は次のようなイメージになります。
3回に分けて購入したことで、A社の株の購入価格が平均950円で購入できたことになります。株の購入タイミングを分けることで、時間的に購入価格を平均化することができます。

ドルコスト平均法

ドルコスト平均法のメリット

ドルコスト平均法のメリットは、大きく分けて2つあります。

  • 株の購入価格を時間的に平均化することができる
  • 平均化されるので、株を購入するタイミングを待たなくても良い

通常、なるべく安い時に株を購入したいですよね?その場合、いつまでも株価が下がらなければ、なかなか株を購入することができません。株を複数回に分けて購入する前提であれば、高値づかみのリスクが分散されます。高値づかみを気にすること無く、気軽に株を購入することができます。

ドルコスト平均法のデメリット

ドルコスト平均法にもデメリットはあります。
一番大きなデメリットは、株価が下がり続ける場合です。複数回に分けて購入したとしても株価が下がり続けた場合は、大きな含み損を抱えることになります。

1株からの高配当株投資でのドルコスト平均法の活用方法

実は、高配当株投資をする場合は、ドルコスト平均法のデメリットは無視することができます。
極論を言えば、高配当株投資では含み損をいくら抱えても問題ありません

もちろん、含み損は少ない方が良いですが、高配当株投資は配当金で利益を出していく投資法です。株価が下がったとしても、配当金が下がらなければ得られる利益は変わりません。反対に株価が上がったとしても、配当金が下がってしまっては、得られる利益が減ってしまうことになります。

1株からの高配当株投資では、ドルコスト平均法のメリットのみを得ることができます。1株から購入できるので、複数回に分けて購入することが簡単です。100株単位で購入していては、そうはいきません。すぐに資金は底を尽きてしまいます。

高配当株投資で損切りするとき

高配当株投資で一番の問題は、配当金が下がることです。配当金が下がった時は、含み損だろうと含み益だろうと、タイミングを見て損切りする必要があります。

株をドルコスト平均法で購入していれば、含み損も含み益も平均化されているので、資金への影響が少なくて済みます。

まとめ

  • ドルコスト平均法は、複数回に分けて株を購入する投資法
  • ドルコスト平均法により、「株の購入価格を時間的に平均化することができる」「株を購入するタイミングを待たなくても良い」という効果が期待できる
  • ドルコスト平均法のデメリットは、株価が下がり続けた時に、大きな含み損を抱えてしまうこと
  • 1株からの高配当株投資では、ドルコスト平均法のメリットにみを得ることができる
  • 高配当株投資で損切りするときは、配当金が下がったとき

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